接続されたモデラを使う
プラガブル・メタモデル機構では、各々のアスペクトモデラ(外部モデラ)を用いることによりメタモデルに情報を付加していく。ここでは、プラガブル・メタモデル機構からアスペクトモデラを利用する手順について述べる。
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アスペクトモデラの選択
利用したいモデラを選択し、Aspect Modelerを作成する。
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アスペクトモデルの作成
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モデル化に関係しない概念のフィルタリング
モデラに関する知識を利用することにより、モデル作成に関係のない概念はフィルタリングされる。
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モデリングに使われる語彙を用いた抽象化(図(a))
選択したモデラが特定の語彙で対象物を表現する場合には、これらの語彙を用いて対象物を表現する必要がある。このアスペクトモデラでは、これらの語彙とメタモデル上の概念の対応付けを行なう事によりこの抽象化を行う。
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モデルの簡略化(図(b))
物理現象や実体について、各々を考慮に入れるかどうかを選択することにより、モデルを簡略化する。
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定量アスペクトモデルの作成
次に、 Aspect ModelerのModelerメニューボタンからopenを選択し、モデラを立ち上げる。モデラの利用法は各々のモデラに依存するので、場合に応じた操作を行なう。このモデラを利用するにあたり、メタモデルから情報の獲得変換の操作を行なう(図(c))。この時、メタモデル上に必要な情報が存在しない場合は、必要な情報を出力することができるモデラをメタモデル機構が検索し、それらのモデラによる情報の入力、もしくは生データの入力を促す。
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モデルの利用
作成されたモデルを利用する。モデルを利用した結果として得られた情報をメタモデル上に伝播させる事が可能である。
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